遊戯王外伝 ルール変更 先行ドロー廃止について考察

1999年より続く遊戯王も、他のTCGのように先行ドロー廃止が決定され、今年3月21日より施行されるようです

MTGやデュエルマスターズのように先行ドローのないことで優劣を減らしているTCGは多いですが、遊戯王がこちらに移行することで、どうなるのか

遊戯王は上記のTCGと比べると、ドローの制約が非常に強いTCGといえます

MTGでは出しただけで2枚ドローなんてザラですが、増Gが重宝されたり、宝札や施しなどが禁止であったり
各ドロー効果を持つカードの発動条件や制約のきつさを踏まえると、1ドローでもしておきたいもの

その代わり墓地や除外ゾーンをふんだんに活かしたプレイングはデッキコンセプトによって可能であり
墓地アドなんて言葉も頻繁に使われたりします

最近ではデッキから直接出てくるほど環境は加速しつつあり
まさに先行をとって先に盤面を揃えつつ、隙あらば相手の手札にも介入してくるなんてしばしば

とはいえMTGのように遊戯王にも手札誘発はヴェーラーなどを筆頭にどんどん登場しているため
先行でやりたい放題されるなんてことへの対策も打ちやすくなってはいますが…

今後は少ない手札で盤面を整え、相手の動きにも対策する手段が必要になったり
後行をとって相手の邪魔を一掃し、キル率を上げる鋭さを磨くこととなるでしょう

いずれにしても、最近のカードならまだしも、旧カードやカテゴリ群には痛手となるといえます
正規ビートやメタ・バーンデッキ
手札消費の激しい融合や儀式にとっても、1枚の差は大きなものでしょう

旋風のこないBF、門のこない六武、バブルマンのこないHERO?
手札に展開力補助カードが来ないと厳しいデッキはままあります

これを期に、ドローカードの制約が緩むのか、ドロー以外での更なる展開力アップが図られるのか
はたまた、最初の手札枚数が増えるルール変更が起こるのか

とにかく、3月21日を控え、先行ドローのないデュエルを練習しておくのも手ですね