6月 2014

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ゼンマイシャーク

効果モンスター
星4/水属性/魚族/攻1500/守1300
自分フィールド上に「ゼンマイ」と名のついたモンスターが召喚・特殊召喚された時、
このカードを手札から特殊召喚できる。
また、1ターンに1度、以下の効果から1つを選択して発動できる。
●このカードのレベルをエンドフェイズ時まで1つ上げる。
●このカードのレベルをエンドフェイズ時まで1つ下げる。

ゼンマイの展開力並びにエクシーズ補助として最適なこのカード
カウストさまさまなその効果によりランク3~5のエクシーズモンスターをそろえることが容易になりました

当時ゼンマイティが制限化により弱体化していたものの、このカードの存在でまた環境に返り咲き
その結果他のゼンマイも一挙に規制されていきました

2013年3月ではゼンマイティが禁止、ゼンマイマジシャンが制限となり
9月にはマジシャンと入れ替わる形でこのカードが制限となりました
その後2014年3月でゼンマイティが制限、ハンターが禁止になりハンデス構築は不可能

そして今年7月にこのカードが準制限に緩和されます

特殊召喚の要であるため、1枚でも使える枠が増えるのはゼンマイにはこれ幸い
ゼンマイマジシャンやゼンマイネズミなど特殊召喚の要を用いて全盛期とはいかずとも展開力のある構築が少しずつ帰ってくる感じです

あとはゼンマイティがもう少し使えればいいですがね

相場は300~350円くらいです

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終末の騎士

以前の記事はこちら

終末の騎士が7月から制限カードになるそうですが
原因はもちろん効果で墓地に送られると効果発動可能なシャドール一同

ピンポイントで落とせる点もグッドですし状況に応じて落とすモンスターを変更でき
おまけに特殊召喚にも対応しているため適当な蘇生にも強みを持っていました

それだけにシャドール規制のために従来より使われていたこのカードが1枚のみになるのは非常に残念です
闇属性の全体強化は確かに懸念されますが、やはりファンデッキの間でも多少なり使いどころはありましたし

2枚は入れてこその安定性があっただけに代わりをどうするか少々考えます

サモンプリーストからの終末の流れも強く、墓地肥やしもできエクシーズ可能な点は無駄がなく
ワイトやカオスドラゴンでもお世話になっていました

このカードを規制してもクリバンデットという脅威なカードがあるため根本的な解決になったかどうかはなんともいえませんが
無差別肥やしならまだしも、このモンスターだけ落としておきたいというデッキにおいては代用は難しそうです

まぁ騎士カテゴリでこのカードが一番使いやすく突出していたのは言うまでもありませんが

収録パックのFHANTOM DARKNESSではレア枠であり、多少入手が厳しかった当時は500円くらいはしていました
それが2012年のゴールドシリーズで再録され入手が容易に、現在では50~100円くらいです

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賢者の宝石

通常魔法
自分フィールド上に「ブラック・マジシャン・ガール」が
表側表示で存在する場合に発動できる。
手札・デッキから「ブラック・マジシャン」1体を特殊召喚する。

コレクターズパックで登場した各融合モンスターの両立をサポートするこのカード
ブラックマジシャンコンビを場にそろえる事が可能となります

効果はまずガールの方が場にいることが前提なため
マジシャンズ・サークルやシスティからのディメンション・マジックで出すのが候補
プリズマーで条件を満たすのも可能です

とはいえ揃える事自体はファン要素を満たす程度であり、ガガガのようにエクシーズができるわけでもないので
単純にカード1枚で最上級を用意することができることをメリットとして考えればよいでしょう

融合モンスターにつなげるにはドラゴン族の用意も必要なので、事故率を考えるとここまで無茶をするのも考え物ですが

「遊戯王デュエルモンスターズ8 破滅の大邪神」の付属カードであり
再録もトーナメントパックなので、正規入手は思ったよりも骨を折りそうです

相場はノーマルが80~100円、シークレットは500円くらいです

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竜の渓谷

フィールド魔法
1ターンに1度、自分のメインフェイズ時に手札を1枚捨て、
以下の効果から1つを選択して発動できる。
●デッキからレベル4以下の
「ドラグニティ」と名のついたモンスター1体を手札に加える。
●デッキからドラゴン族モンスター1体を墓地へ送る。

ストラクチャーデッキドラグニティ・ドライブで初登場、以後ドラグニティの安定性を高めるための要となっていました
また2つ目の効果はドラゴン族全般に効果が及ぶため、最近では征竜が墓地肥やしに利用していました

各征竜が制限になっても環境から退かないその粘りに、各サポートから規制をかけていくことになった結果、このカードが制限にまで規制されます

ここでとばっちりを受けるのはもちろんドラグニティ
ドゥクスサーチやファランクスを落としたりなどの安定性が落ちるのはかなり痛い

最悪テラ・フォーミングを最大まで積むなどの対処となりますが、とはいえ征竜の罪つくりはとどまるところを知りません

まぁ海外では既に禁止カードとなっているため、1枚使える時点でもまだましかと

相場は一時500円くらいでしたが、現在は50円くらいです

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hero ガイア

融合・効果モンスター
星6/地属性/戦士族/攻2200/守2600
「E・HERO」モンスター+地属性モンスター
このカードは融合召喚でしか特殊召喚できない。
(1):このカードが融合召喚に成功した場合、
相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動する。
ターン終了時まで、そのモンスターの攻撃力を半分にし、
このカードの攻撃力はその数値分アップする。

超融合で相手の地属性モンスターを巻き添えにするのに適したこのカード
召喚ターンのみフォースと同じ効果を発揮し、そのターンは強力な攻撃力を得られます

ナチュルやカラクリやスクラップやマドルチェ、地属性で強力なモンスターは大勢います
それらをチェーン発動させずに除去する手段としてガイアはエクストラに入れておきたいです

2008年のVジャンプ定期購読であり、再録されてもDTのノーレア枠であったため永らく入手は困難であり
値段も1500円以上はしていました

しかし今弾のストラクチャーデッキで再録され、遂に簡単に入手することができるようになり
ガイアを持っていない方にとってはよい買い物であるといえます

現在の相場はノーマルが20~50円、DTノーマルが700~900円、ウルトラが1300~1500円くらいです

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ka-gan

効果モンスター
星3/地属性/機械族/攻 400/守 400
(1):1ターンに1度、自分のデッキの上からカードを3枚まで墓地へ送って発動できる。
このカードの攻撃力はターン終了時まで、
この効果を発動するために墓地へ送ったカードの数×500アップする。
(2):自分フィールドのこのカードが破壊され墓地へ送られた場合に発動する。
自分はデッキから1枚ドローする。

永らくアド損の少ない墓地肥やし要因としてライロやジャンドなどで活躍したカード
ここでHERO’s STRIKEでの再録により、また入手が容易となりました

墓地肥やしが即時にできかつ戦闘要員にもなり、破壊された際のリカバリも効く点が相まって堅実な採用率を誇り
今でも安定性の面から採用されることも少なくありません

とはいえこのカードに召喚権を使い、かつランダム性のある墓地肥やしは次の行動にワンテンポ遅れが生じることもありますし
SSやリクルートの芳しい現環境では今一つスピード性に欠けるのも事実

また攻撃力が戻る返しのターンで1ドローできるとはいえ大きなダメージを被ることも視野にいれておきたいところ

登場したクリバンデットと比べると墓地肥やし率が劣りますが戦闘要因になる点が比較検討されます

様々なカードが緩和される中でこのカードも無制限になるとすれば
また複製してリミッター外したオラァなことが起こるのでしょうか

ウォリアーズストライクとデュエリストセットからの再録は約7ヶ月ぶり
相場はノーマルが50~100円、スーレアとウルトラは300円くらいです

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TG ストライカー

チューナー(効果モンスター)
星2/地属性/戦士族/攻 800/守 0
相手フィールド上にモンスターが存在し、
自分フィールド上にモンスターが存在しない場合、
このカードは手札から特殊召喚する事ができる。
フィールド上に存在するこのカードが破壊され
墓地へ送られたターンのエンドフェイズ時、
自分のデッキから「TG ストライカー」以外の
「TG」と名のついたモンスター1体を手札に加える事ができる。

サイドラ条件で自身特殊召喚効果をもつTGチューナー
TG自体が互いにサーチ効果を持ち、除去された時のリカバリが利く点でこのカテゴリは大変優秀です

そのコネクト率の高さから出張パーツとして他デッキでも活躍し
また召喚権を使わないチューナーであるという利点も相まってシンクロ全盛期にはワーウルフと共に活躍しました

あちらも自身特殊召喚効果を持ち、条件もこのカードで満たせるので大変相性がよいです

また地属性チューナーであるためメタ機能をもつナチュルも出せる点でも評価を得ました

そうした経緯もあり長らく制限カードでしたが、このたび準制限として復活することになったのは朗報ですが
サーチ効果は破壊が条件、故に召喚だけではアドを稼げない点は現環境でもひとつ足りない部分であるといえます

召喚及び特殊召喚でアドを稼ぐ何かを有している方を優先するか、それとも出した後のバリエーションに期待するか
今後どうなっていくでしょうか

相場は意外と高く、現在200円くらいします
レア収録でありまだ再録がないのが要因でしょう

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シャドー・ミスト

効果モンスター
星4/闇属性/戦士族/攻1000/守1500
「E・HERO シャドー・ミスト」の(1)(2)の効果は
1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):このカードが特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから「チェンジ」速攻魔法カード1枚を手札に加える。
(2):このカードが墓地へ送られた場合に発動できる。
デッキから「E・HERO シャドー・ミスト」以外の
「HERO」モンスター1体を手札に加える。

ストラクチャーデッキ「HERO’s STRIKE」で登場したHEROの一体
2種類のサーチ効果を持ち、アドを稼ぐのに優れていると言えます

特殊召喚時の効果と墓地に送られた時の効果は、うまくいけばどちらも狙うことができ
特に墓地送りはどこからでもよく、「場合」であるためコストやエクシーズ素材としてでも問題ないところは魅力

しかし双方の効果はどちらかしかそのターンに発動できないため、相手ターンエンド時に特殊召喚するか
相手ターンに除去されるかが無駄のないサーチ機能発揮手段となります

M・HEROを主体とせずともHEROサーチ効果だけでも十分他のHEROへの採用は見込まれ
レベル制限なくHEROを持ってくることができるのはある意味エアーマン以上の緩さを持っています

相場は200円くらいです

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真六武衆-シエン

シンクロ・効果モンスター
星5/闇属性/戦士族/攻2500/守1400
戦士族チューナー+チューナー以外の「六武衆」と名のついたモンスター1体以上
1ターンに1度、相手が魔法・罠カードを発動した時に発動する事ができる。
その発動を無効にし破壊する。
また、フィールド上に表側表示で存在するこのカードが破壊される場合、
代わりにこのカード以外の自分フィールド上に表側表示で存在する
「六武衆」と名のついたモンスター1体を破壊する事ができる。

最新リミットレギュレーションはこちら

六武衆が環境を牛耳るにおいて強力な妨害策となるこのカード
無制限時は特に出しにくいことのないこのカードが複数身体並ぶことも珍しくなく、そうなると除去が相当厳しくなります

六尺瓊勾玉がバックにあると更に厄介なことになりますし、破壊以外のモンスター効果による除去が望ましいですが
罠などの層もある程度熱い六武衆はその辺の対策もできないことはないのがこれまた厄介

近年ではアークナイトやカステルなどもいますが、召喚誘発でこちらが除去されないよう気をつけたいところです

カゲキ+影武者で出すのが定石であり、ここに門などがあればアドを稼ぎつつ出されてしまいます
非チューナー六武衆をこのカードと共に出張させることもある程度は可能です

相場はそれ程高くなく、以前は500円くらいでしたが
現在も380~500円くらいです

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炎舞-「天キ」

永続魔法
このカードの発動時に、
デッキからレベル4以下の獣戦士族モンスター1体を手札に加える事ができる。
また、このカードがフィールド上に存在する限り、
自分フィールド上の獣戦士族モンスターの攻撃力は100ポイントアップする。
「炎舞-「天キ」」は1ターンに1枚しか発動できない。

炎舞の1枚ですが獣戦士族サーチ機能は他の獣戦士族採用デッキにも積めるだけ積んでおきたい
故に汎用性は高く、攻撃力増加効果も微々たるものですが後々効いてきそうです

当時は4軸炎星が環境トップに属しており、サーチ機能を有するこのカードは準制限に指定されました
また3軸も展開力とアドバンテージの面からトウケイが制限となり、サーチ&リクルートの連続が不可能となりました

しかし今回の改定においては一線を退いたデッキにチャンスを与えるかの如く多くのカードが緩和されており
このカードも炎星にとどまらない採用率も相まって今回無制限緩和という結果となりました

ファンデッキに関しても3枚は欲しく、レアなので少々集めにくく
相場は420~550円くらいとボチボチ高いです

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