ゼンマイティ

2014.4のリミットレギュレーションリストはこちら

エクシーズ・効果モンスター
ランク3/水属性/機械族/攻1500/守1500
レベル3モンスター×2
1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除く事で、
手札・デッキから「ゼンマイ」と名のついたモンスター1体を特殊召喚する。
また、フィールド上に表側表示で存在する
「ゼンマイ」と名のついたモンスターが破壊され自分の墓地へ送られた時、
このカードのエクシーズ素材を1つ取り除く事で、
そのモンスター1体を選択して手札に戻す。

4月からのリミットレギュレーションで制限緩和されるこのカード

ゼンマイハンデスのキーカードとなり1ターンに相手の手札を根こそぎ持っていくというプレイがはびこりました

それも踏まえ1年と3ヶ月ちょいで禁止カードとなりましたが、代わりにゼンマイハンターが禁止化され、このカードは制限となります
ちなみに禁止化最速は子征竜の面々です(厳密にはバーナーとストリーム)

縛りのないレベル3×2という出しやすさ、ゼンマイならなんでも手札・デッキから出せるリクル範囲の広さはピカイチ
ネズミからのつりあげをはじめ、ワーウルフやマジックストライカーなど、素材はいくらでもあります

デスガイドが無制限緩和されるので、さらに出しやすくなりますね

ハンターによるハンデスは不可能となったため、正統派ゼンマイや、ラビットによるビートダウンなどで活用するのがよいかと

効果自体は非常に強いですが、環境トップから規制を始める性質上、ゼンマイの活躍がなければ更なる緩和もなくはないです
ゼンマイシャークと共に緩和の日を虎視眈々と待ち続けるのもアリでしょうか

相場は250~300円くらいです

発条空母ゼンマイティの相場はこちらへ


さて、2014年4月からのリミットレギュレーションが出ているみたいです

禁止
ゼンマイハンター
血の代償

制限
焔征竜-ブラスター
巌征竜-レドックス
発条空母ゼンマイティ
瀑征竜-タイダル
嵐征竜-テンペスト

準制限
ダーク・アームド・ドラゴン
七星の宝刀

制限解除
ダーク・ダイブ・ボンバー
魔界発現世行きデスガイド
激流葬

まずは以前からいわれていた代償が禁止になりますね
ガジェットやマドルチェで採用されていたライフコストで無限召喚権という壊れの禁止は納得いきますが
スピリットなどのファンデッキにとっても痛手となります

ハンターの禁止によりゼンマイのハンデスコンボに止めがさされましたが
逆にゼンマイティが制限緩和されたので、正統タイプは多少回復の芽を出したといえます
ハンデスのイメージが消えれば更なる緩和もなくはないでしょう

そして征竜はついに制限にまで来てしまいました
準制限でもまだ環境トップだった征竜ですが、制限化されると流石にきつそうです
8枚→4枚になることによる安定性の欠落は大きいと言えます

その代わり七星の宝刀は準制限になりました
もともとトレード・インのレベル7バージョンとしてファンデッキで活用されるはずが、征竜により追放されていたようなもので

そしてエラッタされることにより一気に無制限緩和されたダーク・ダイブ・ボンバー
悪用され禁止化されたカードが急遽使えることで相場はあがっていますが

活用され次第ではまた落ち着くでしょう

デスガイド無制限によりレベル3は安定性を取り戻し
パーデクなども出しやすさが上がる事でしょう

無差別破壊の激流葬も無制限緩和ですが
奈落のようにペンデュラムに対処できる除去手段として筆頭に挙がり、出した側は超絶アド損ですね

征竜の制限による環境の移行としては、ノータッチのアーティファクトや先史遺産などがトップを占める可能性が高く
炎星などもチラホラ窺えるのでまばらな環境になればいいですね


ワイトメア

効果モンスター
星1/闇属性/アンデット族/攻 300/守 200
このカードのカード名は、墓地に存在する限り「ワイト」として扱う。
また、このカードを手札から捨てて以下の効果から1つを選択して発動する事ができる。
●ゲームから除外されている
自分の「ワイト」または「ワイトメア」1体を選択して自分の墓地に戻す。
●ゲームから除外されている
自分の「ワイト夫人」または「ワイトキング」1体を選択してフィールド上に特殊召喚する。

次弾のパック、THE DUELIST ADVENTで新規ワイトが採録されるようです

ワイトプリンス

星1/闇属性/アンデット/攻 0/守 0
①:このカードのカード名は、墓地に存在する限り「ワイト」として扱う。②:このカードが墓地へ送られた場合に発動できる。「ワイト」「ワイト夫人」1体ずつを手札・デッキから墓地へ送る。③:自分の墓地から、「ワイト」2体とこのカードを除外して発動できる。デッキから「ワイトキング」1体を特殊召喚する。

墓地送りでこのカード含め一気に3体のワイトを落とすことが可能
更にワイトキングを直接リクルートする効果も備わっているようで

おろかな埋葬などから一気にワイトキングの攻撃力を上げることが可能です

攻守共に0であるため、悪夢再びやダークバーストなどにも対応

ワイトキングリクル効果は、墓地のワイトを3体除外しないといけないため
ワイトキングを出しても大幅な攻撃力減少につながります

どうしても出さなければいけない状況などは、ワイトの除外時に働くワイトメアを活用すれば多少のリカバリに繋がりますし
敢えてダムドなどで除外したり、DDクロウなどでされた場合もカバーすることができます

新規ワイトの登場からか、相場は低くても480円くらいと高めですね
更にノーレア枠であるため、入手も容易ではありません

ワイトメアの相場はこちらへ


朱光の宣告者

チューナー(効果モンスター)
星2/光属性/天使族/攻 300/守 500
このカードと天使族モンスター1体を手札から墓地へ送って発動する。
相手の効果モンスターの効果の発動を無効にし破壊する。
この効果は相手ターンでも発動する事ができる。

代行者でよくとんできたカード、その後アースの規制などにより環境からは消えましたが

最近アーティファクトからとんでくることがあるようです

天使族であるため発動条件を満たしている点からモンスター効果に対処する手段として長けています

アーティファクトは基本伏せておくため手札に残りにくいですが
伏せきれなかった分やカードカー・Dでひいたアーティファクトをコストにすればよいかと

ラブリュスなら手札に握っていることも多いでしょう

ヴェーラーと違い破壊も可能ですが、破壊に強いスターダスト・ドラゴンやマテリアル・ドラゴンなどには不利であり
また相性がいいとはいえコストが必要な点もヴェーラーと比較すべきです

とはいえ破壊することで展開をとめられれば、ミラーフォースなど別の除去要因を用意する必要性も薄れます

相場は550~700円くらいと高いですね

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ダークダイブボンバー

シンクロ・効果モンスター
星7/闇属性/機械族/攻2600/守1800
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
自分フィールド上のモンスター1体をリリースして発動できる。
リリースしたモンスターのレベル×200ポイントダメージを相手ライフに与える

シンクロ素材に縛りはなくリリースモンスターにも制約はないため
ダイレクトアタック後の引導火力としてシンクロ全盛期に悪用されたこのカード

1ターン中の制約もなく、その1キル率から1年足らずで禁止にされました

このカードがエラッタされ、4月4日発売予定のパーフェクトルールブック付属カードとして再録されるようです

「ダーク・ダイブ・ボンバー」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①自分メインフェイズ時に(?)自分フィールド上のモンスター1体をリリースして発動できる。
リリースしたモンスターのレベル×200ポイントダメージを相手ライフに与える。

1ターンに1度の制約がつき、さらにフィールドを離れてもう一度なんてのも不可能なテキストになっています

以前のような爆発力はありませんが、一応レベル8モンスターをとばせば1600のダメージを与えられるので
このカードを出せるような状況があれば一押しにならないこともないでしょう

エラッタされて付属されるということは、禁止解除もあり得るでしょうか

その可能性もあり、相場はレアが450~500円、スーレアは500~600円くらいです

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しかしカタパルト・タートルに続き、あまりにエラッタが蔓延ると今後の信憑性が問われそうです


ハーピィダンサー

効果モンスター
星4/風属性/鳥獣族/攻1200/守1000
自分のメインフェイズ時、
自分フィールド上の風属性モンスター1体を選択して発動できる。
選択したモンスターを持ち主の手札に戻し、
その後、風属性モンスター1体を召喚できる。
「ハーピィ・ダンサー」のこの効果は1ターンに1度しか使用できない。
このカードのカード名は、
フィールド上・墓地に存在する限り「ハーピィ・レディ」として扱う。

このカードやハーピィ・チャネラーなどの強化が目立つハーピィ

5月に発売される予定のコレクターズパックでは、新規ハーピィサポートの収録率が高いようで

「ハーピィ・レディ-鳳凰の陣-」通常魔法
自分フィールド上に「ハーピィ・レディ」または「ハーピィ・レディ三姉妹」が合計3体以上存在する場合に、自分フィールド上の「ハーピィ・レディ」と「ハーピィ・レディ三姉妹」を合計した数まで、相手モンスターを可能な限り選択して発動できる。選択したモンスターを破壊し、その破壊したモンスターの中で元々の攻撃力が一番高いモンスターの元々の攻撃力分のダメージを相手ライフに与える。このカードを発動するターン、自分はデッキ・エクストラデッキからモンスターを特殊召喚できず、バトルフェイズを行えない。

三体以上のハーピィを揃えるのは至難ですが、ヒステリック・パーティや地獄の暴走召喚で揃えれることも不可能ではないです
暴走召喚については、自ターンにデッキ・エクストラから特殊召喚できない制約もあるため、相手ターンでの発動が条件となります

発動ターンはバトルフェイズも行えなくなるため、なるべく元々が高攻撃力のモンスターを選びたいところです

複数投入しても発動条件の重いこのカードを引くことによる事故率が懸念されるので、むやみな投入は考え物です

ハーピィ・レディとなれる一体のダンサーは2013年4月のV JUMP収録であり、限定的なので
ハーピィの強化を待ち望んでいる場合は、確保しておくのもありでしょう

このカード自体風属性全体にサポートが行き渡るため、出張も可能でしょうし
神風が制限化された今では少し弱気ですが、召喚が効果発動条件となるモンスターに関しては、ペンデュラムなどよりも優先したい状況は生まれることでしょう

相場は300~400円くらいと、現在書籍値よりは下です

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コピープラント

チューナー(効果モンスター)
星1/風属性/植物族/攻 0/守 0
1ターンに1度、このカード以外のフィールド上の
植物族モンスター1体を選択して発動できる。
このカードのレベルはエンドフェイズ時まで、選択したモンスターと同じレベルになる。

もともとエクシーズには最適だったこのカードですが
森羅の強化でかなり注目されていますね

もともとリクルート範囲が広すぎるローンファイアブロッサムで植物族はなんでもリクルートが可能ですし
レベル1である点からワン・フォー・ワンや森羅の神芽 スプラウトなどでもリクル可能です

植物族サポートして優良な増草剤もありますが、通常召喚不可になるので他のリクル・蘇生術を増やしたりバウンスによる再利用などで高ランクエクシーズにつなげたいですね

ローズソーサラーや森羅の賢樹 シャーマンなどの自身特殊召喚効果を持つ高レベル植物族と活用していきたいです

相場は100~120円くらいと、明らかにストレージ行だった以前と比べると出世していますね

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エネアード

エクシーズ・効果モンスター
ランク8/光属性/ドラゴン族/攻3000/守2400
レベル8モンスター×2
1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。
自分の手札・フィールド上のモンスターを任意の数だけリリースし、
リリースしたモンスターの数だけフィールド上のカードを破壊する。

フォトン、もといギャラクシーで除去手段となるこのカード

同じランク8にはジャイアントキラーも存在しますが、破壊後のラッシュをかけるにはこちらの方が分がありそうで
破壊の数だけリリースが必要なのはアドをとりづらいので、あくまで突破口として使い所を見極める必要があるかと

銀河戦士(光子竜落とす)→銀河騎士と光子竜→このカードとつなぎ、あまった銀河戦士を跳ばすという動きができればムダはないです

召喚誘発などでサラッと除去されるとツライですし、アーティファクト相手には神智やモラルタを割ってしまうと最悪です
とはいえミラフォなどの攻撃誘発が待ち構えている場合もあるので、あの1枚がジャマだというときに出すのが吉

ライフアドを狙うなら光子竜皇でいいですしね

一応対象をとらない点で、カンゴルゴームやティタニアルには強いです(戦闘破壊できますが

現在の相場は700~800円と、以前よりは多少上がっているようです

聖刻神龍-エネアードの相場はこちらへ


オレイカルコスの決壊

フィールド魔法
このカードの発動時に、自分フィールド上の特殊召喚されたモンスターを全て破壊する。
このカードがフィールド上に存在する限り、
自分はエクストラデッキからモンスターを特殊召喚できず、
自分フィールド上のモンスターの攻撃力は500ポイントアップする。
1ターンに1度、このカードはカードの効果では破壊されない。
自分フィールド上にモンスターが表側攻撃表示で2体以上存在する場合、
相手は攻撃力の一番低いモンスターを攻撃対象に選択できない。
「オレイカルコスの結界」はデュエル中に1枚しか発動できない。

2012年のEXTRA PACK登場のフィールド魔法
自場の制約はありますが、強固な破壊耐性と攻撃力上昇効果、低攻撃力保護効果を持っています

エクストラの使用は不可であるため、純粋な下級・メタビートや帝などの上級モンスター・儀式モンスターメインのデッキへの採用が主かと

ブリザードファルコンはすぐに効果を発動できますね

重要な点は今年3月21日よりルールが大幅変更され
フィールド魔法が自他共に共存して発動可能になったこと

デュエル中一度しか発動できない制約上、破壊耐性は持っていても上書きに弱かったこのカードの弱点を克服する有利なルール変更といえます

フィールド魔法を基盤としたデッキにおいては、ある種では朗報といえます

攻撃力が変動するため、ラグナ・ゼロやオーバースペックには気を付けたいところです

相場は700~900円と、登場時よりは上がっています

オレイカルコスの結界の相場はこちらへ


超電磁タートル
効果モンスター
星4/光属性/機械族/攻 0/守1800
相手ターンのバトルフェイズ時に墓地のこのカードをゲームから除外して発動できる。
そのバトルフェイズを終了する。
「超電磁タートル」の効果はデュエル中に1度しか使用できない。

本日発売の決闘王の記憶-決闘者の王国編-の特典カードの1枚であり、トークンを除き唯一デュエルで使えるカード
墓地発動でバトルフェイズを終了する効果は、いろいろなカードと比較検討できそうで

バトルフェイズ終了には優秀なバトルフェーダーや速攻のかかしがおり、手札誘発なので奇襲性も優れているとの事
直接攻撃時限定ではあるため、モンスターを守る手段として使うなら差別化できますが

となると手札0も条件ですが特殊召喚できるタスケナイトや、バトル時以外にも除外などにチェーンして発動できるネクロガードナーなどと比較されます

デュエル中一度のみの発動なので、墓地という公開されたこのカードをいつ使うか、使わせるかがカギとなります

光属性・機械族・攻0である点も利用すれば採用できないことはないかと思われます

機械複製術には対応していますが、このカードを3枚採用するかも悩み所
ライトロードなら光属性素材として、また墓地肥やし時の隠し味としても成り立ちます

サイバードラゴンなら、サイバー・ネットワークやサイバー・リペア・プラントの恩恵を受けれますし
ファルシオンβやジェイドナイトの効果範囲内でもあります
デブリドラゴンで吊り上げることも可能

相場は700~800円くらいですね
追記:現在は1500円くらいのようです(3/8)

超電磁タートルの相場はこちらへ


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